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投資&協業できる有望なベンチャー企業を探しています!

トーヨーカネツ・コーポレート
ベンチャー投資事業組合 (TKCV)

エクイティ投資及びアライアンスに向けた御案内

What is TKCV?

  • 当ファンドは、2017年10月、トーヨーカネツ株式会社(東証1部上場)が設立したコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンドです(1号ファンド5億円)! 2018年10月には、2号ファンド(5億円)を設立し、2019年7月にはさらに3億円増額になっています。
  • 業務執行組合員(GP)として、CVC JAPAN株式会社が投資先企業の発掘・審査・投資実行・投資後のフォローを行います。非業務執行組合員(LP)のトーヨーカネツ株式会社も、その業務の一部を担います。
    CVC JAPAN(株)はこちら
  • オープン・イノベーションを力強く推進し、ベンチャー企業とのコラボレーションにより、次の収益 の柱となる新規事業立ち上げを目指します!
来たれ!有望なベンチャー企業!
トーヨーカネツ・グループとの
アライアンスで、大きな飛躍を!
TKCVは、アーリー・ステージのベンチャー企業に
積極的にエクイティでの投資を行います!
現在、トーヨーカネツ・グループと連携・協業して、製品・サービス開発や事業構築をしていただけるベンチャー企業を探しています!
TKCV

当ファンドの5つの特徴

  • 新規事業につながるベンチャー企業に投資

    トーヨーカネツ・グループの新規事業につながる技術や事業シーズを有する未上場のベンチャー企業(未上場企業)に積極的に投資します。シンガポール、オーストラリア、米国を中心とした日本国外の企業にも投資します。現状の売上・利益ではなく、アライアンスの可能性や今後の成長性を重視します。

  • 既存2事業(物流・タンク)と異なる領域にも投資!

    「次の次の事業」、すなわち、第3の事業を構築するべく、トーヨーカネツ・グループの既存事業である物流やタンクとは異なる領域のベンチャー企業にも、果敢に投資します。50億~100億円規模の新規事業を投資先企業とのコラボレーションで構築したいと考えています。

  • フィナンシャルなリターンではなく、協業を期待

    投資にあたり、資金的なリターンだけを求めません。また、投資先企業にIPO(株式上場)も求めません。トーヨーカネツ・グループと協業・連携し、なんらかの新規事業に寄与することを求めています!(海外企業には、日本での事業展開や製品販売の権利を付与していただけることも望んでいます。)

  • アライアンス・パートナーとして長期的な安定株主に

    投資金額は、1社あたり1千万円~1億円です(平均5千万円)。ファンドであるため、ファンドの期限はありますが(1号ファンド:5年3か月、2号ファンド:7年3か月)、良好な関係の投資先企業の株式は、ファンド期限が来た後も、トーヨーカネツ本体もしくは次のファンドで保有し続け、ベンチャー企業の安定株主にもなり得ます。

  • グループへのジョインも期待

    最終的に投資のEXITとしては、①トーヨーカネツ・グループにジョインしていただくパターン(新規事業プロジェクトとしての取り込み)、もしくは、②独立した企業(関連子会社)として成長していただくパターンを想定しています。ただし、IPOをするなどして独立した形で成長していただくことも選択肢です。

コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)設立の趣旨

新規事業開発における一般的な課題

  • 自前主義の限界

    急激な技術革新により、社内からのアイディア出し、研究開発では限界がありスピードも遅い

  • 既存技術のコモディティ化

    企業の付加価値の源泉が 製造から企画・開発、サービスにシフトする傾向に

  • イノベーションのジレンマ

    既存製品や顧客を持っているがゆえに、破壊的なイノベーションを生み出しにくい

  • ベンチャー企業の位置づけの変化

    垂直的な産業構造(下請け的構造)から、大企業とベンチャー企業の融合・競合の時代へ

革新的な技術・アイディアを有するベンチャー企業と接点を持つ重要性が増している

  • トーヨーカネツ株式会社は、グループ中期経営計画(2016~2018年度)において、「新規事業の立ち上げ」を中期経営方針の一つと設定し、グループの持続的成長と企業価値向上を目指しております。
    この中期経営方針の下、当社グループの既存事業との距離感に関わらず、革新的な技術・アイディアを有し、B to B領域を主とする有望な国内外のベンチャー企業を対象に支援を行うと共に、こうしたベンチャー企業と協働することでオープンイノベーションを実現し、トーヨーカネツ・グループの将来の成長を牽引する新規事業立ち上げの実現を図ってまいります。 2017年9月26日 トーヨーカネツ(株)IR資料


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ファンドの出資者・トーヨーカネツ(TKK)とは?

  • トーヨーカネツ株式会社http://www.toyokanetsu.co.jp/

    1941年に創業し、物流システムを扱う物流ソリューション事業と大型タンクを扱う機械・プラント事業を主力事業として実績を積み上げてきました。「物流・エネルギー分野のソリューションイノベーター」となることを経営ビジョンに掲げ、革新的・先駆的な技術を取り入れ、社会が直面する課題解決に果敢に取り組み、グループの持続的企業価値向上と社会の発展に貢献することを目指しています。近年はグループの更なる飛躍に向け、主力2事業に次ぐ第3の柱となる新たな事業を立ち上げるため、コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)設立をはじめとした様々な取り組みに挑戦しています。

    物流ソリューション事業

    ソータシステムソータシステム ケース自動保管システムケース自動保管システム BHS(チェックインカウンター)BHS(チェックインカウンター) BHS(バゲージクレーム)BHS(バゲージクレーム)

    物流センターにおけるマテリアル・ハンドリング(モノの移動/運搬)を主体とした物流ソリューションを提供し、Eコマースをはじめとした物流センターにおけるすべてのプロセスで設計から施工まで一貫して最適な物流システムを構築しており、高いシェアを誇っています。また空港業界向けにはチェックインカウンターからバゲージクレームまで、搭乗者の手荷物を運ぶ一連の空港手荷物搬送システム(BHS)を手掛け、日本の8割以上の空港に納入しています。
    日本の現況としては、消費者購買行動の変化や労働人口減少などの物流業界を取り巻く環境変化が著しいなか、省力化・省人化を実現する革新的な技術によるイノベーションが必要となっています。そのためトーヨーカネツでは、海外から高付加価値製品の積極的な導入やAI・IoT等の最新技術を活用することで、高度な物流ソリューションを提供することを目指します。

    【主要納入先】
    インターネット通販 空港 3PL(Third Party Logistics) 小売/卸売/生協 郵便 製造メーカー

    機械・プラント事業

    極低温タンク極低温タンク 圧力タンク(球形タンク)圧力タンク(球形タンク)

    国内外の主要エネルギー関連企業のプラント向けに液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、原油向けなどの大型タンクの設計から施工までを手掛け、タンク製造のトップメーカーとして、国内外で製造したタンクは約5,700基を誇ります。インドネシアバタム工場では、各種タンク部材の製造拠点として活用しています。また日本国内の製油所、石油備蓄基地等において、タンクメンテナンス事業を展開しており、長年の大規模タンク製造・建設を通じて蓄積した技術・ノウハウを生かし、貯蔵設備運用の安全性の維持に寄与しています。

    【主要製品】
    極低温タンク/低温タンク 常温タンク 圧力タンク(球形タンク)

    【主要納入先】
    LNG液化基地/受入基地 発電所 原油輸出基地 石油備蓄基地 製油所

    その他事業

    トーヨーコーケン株式会社
    小型ウインチ小型ウインチ

    重量物輸送機のパイオニアとして、主に建築現場や工場などの省人化・省力化に資する製品であるウインチやバランサなどを製造・販売しています。

    トーヨーカネツビルテック株式会社
    共同住宅共同住宅

    共同住宅、福祉関連施設、店舗など多種類の中小規模物件を中心に、環境性能にも配慮した高品質な建築物の提供を行っております。また鋼管杭工事やゴンドラの設置等も行っています。

    環境リサーチ株式会社
    環境調査・分析環境調査・分析

    アスベスト、シックハウス、騒音・振動、臭気などに関わる様々な調査・測定・分析を提供しています。さらに環境調査のニーズが複雑化する中、IoTを活用した調査・分析手法など技術開発に積極的に取り組んでおります。

  • トーヨーカネツは、現在、潤沢な内部留保を有しており、2016年11月、40億円の新規事業投資枠(M& A及びベンチャー投資)を設定。その中で、2017年10月1日、当ファンドを設立。タンク事業と物流システム事業の2つの事業に続く、新しい事業の柱を作るべく取り組んでいる。

トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー投資事業組合の概要

  • 形態・根拠法

    民法上の任意組合
    (トーヨーカネツとティーシーコンサルティングの二人組合)

  • ファンド総額

    5億円
    (トーヨーカネツ:499百万円
    ティーシーコンサルティング:1百万円)

  • 運用期間

    2017年10月1日 ~ 2022年12月31日
    (5年3か月)※2年間の延長が可能

CVC JAPANのコーポレートサイトはこちら

トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー2号投資事業組合の概要

  • 形態・根拠法

    民法上の任意組合
    (トーヨーカネツとCVC JAPANの二人組合)

  • ファンド総額

    8億円
    (トーヨーカネツ:799百万円
    CVC JAPAN:1百万円)

  • 運用期間

    2018年10月1日 ~ 2025年の年12月31日
    (7年3か月)※2年間の延長が可能



投資対象
  1. 日本を中心とした未公開段階のベンチャー企業(米国をはじめとする日本国外のベンチャー企業も対象とする)
  2. 他の投資ファンドのLP持ち分
  3. ★現在の投資方針については、こちらをご覧ください!
目標とする成果
  1. 次代の新しい収益事業のもととなる技術や事業シーズを獲得し、新規事業を立ち上げる
  2. 投資ファンドとしてのフィナンシャルなリターンは成果目標とはしない

EXIT戦略

  • 想定している投資ストーリーと
    EXIT戦略

    グループ内部へ取り込むパターン
    投資先企業自体を単独で成長させるのではなく、ある程度、事業立ち上げが進捗した段階で、投資先企業を自社内部に取り込み、内部の新規事業プロジェクトとして事業拡大させていく。
    独立して成長していただくパターン
    投資先企業自体を独立した企業体として成長させたほうが良いと判断される場合や希望される場合には、内部に取り込まず、関連子企業として、投資先企業を成長させていく。株式上場(IPO)を目指している企業は上場を達成していただく。
    開発・制作を委託するパターン
    AIのエンジニア等を保有するような企業の投資においては、新規事業となるプロダクトの開発を担っていただく。(上記12のどちらかの形態にて)
  • CVC投資における期待する
    2つのパターン

    代替型
    従来、自社内で行ってきた新規事業立ち上げの試行錯誤(PDCA)を外部のベンチャー企業に委託しているような形で、新規事業立ち上げや技術開発、サービス構築を代替していただく出資&連携パターン
    補完型
    自社が取り組もうとしている事業を立ち上げるにあたって、不足する技術や機能の獲得を目指し、それらを有するベンチャー企業に投資して協業し、足りない技術や機能を補完していただく出資&連携パターン

グローバル・ネットワーク

– メンバー紹介 –

Singapore

BA Partners Pte Ltd.(President : Mr. Ichiro Kawada)とシンガポールでの投資案件の発掘と投資先企業のフォローアップで、提携関係にあります。

Australia

同様に、Japan Australia Business Creators Pty Ltd.(J-ABC, President : Mr. Haruhiko Kinase)と、ブリスベンを中心としたオーストラリアでの投資案件の発掘と投資先企業のフォローアップで、提携関係にあります。

San Diego

カリフォルニアのサンディエゴでは、UC San DiegoのJFIT(Japan Forum for Innovation and Technology)と、投資案件の発掘に関して提携関係にあります。

投資委員会メンバー

委員長 ※キーマン条項における投資主要担当者

冨田 賢 プロフィールはこちら

CVC JAPAN株式会社 代表取締役社長 CVC JAPANのコーポレートサイトはこちら

Educational Background
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 後期博士課程修了、博士号(Ph.D.)取得
京都大学大学院経済学研究科 修士課程修了、経済学修士
慶應義塾大学 総合政策学部卒業
Business Career
米国系銀行を経て、独立系ベンチャーキャピタルの立ち上げに参画。多くのベンチャーに投資をし、上場へ導くとともに、自社VCも上場達成。
その後、元・大阪市立大学大学院・専任講師(VC論)や住友信託銀行にてVCファンドへの投資を担当を経て、2008年~現職。2019年現社名に変更。
約15年で180社以上のアライアンスによる新規事業立ち上げのコンサルティングを実施。IoTやAIに注力。
2017年度~2019年度、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科・特任教授(ベンチャー金融論、ベンチャー企業論、アライアンス戦略論、技術経営論等)。
2018年〜2019年、カリフォルニア大学サンディエゴ校・客員研究員。著書に『新規事業立ち上げの教科書~ビジネス・リーダーが身につけるべき最強スキル』、『IoT時代のアライアンス戦略~人工知能の進化とマッチング数理モデルの提案』、『新規事業のためのCVC活用の教科書~オープン・イノベーションの実践ツール』など。日経BP社『日経ビジネス』主催セミナー等での講演多数。

委員

  • 兒玉 啓介

    トーヨーカネツ株式会社
    取締役 副社長執行役員

  • 柿原 明

    トーヨーカネツ株式会社
    専務執行役員 環境・産業インフラ事業本部長

  • 吉澤 晋太郎

    トーヨーカネツ株式会社
    経営企画部グループマネージャー

お知らせ

2017年10月のトーヨーカネツ・コーポレートベンチャー投資事業組合(5億円)に続き、
本年2018年10月に、トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー2号投資事業組合(5億円)を設立いたしました!

トーヨーカネツ株式会社のプレスリリースの内容:こちら!

今後とも、トーヨーカネツ・グループの新規事業につながるような、サンディエゴを中心としたカリフォルニア及びシンガポール、オーストラリアをはじめとする海外と、そして、日本のベンチャー企業に投資します。
AI(人工知能)やIoT、ロボットなどの先端技術を持つ企業、収益モデルに魅力を感じるベンチャー企業、そして、あえて、既存2事業と遠い事業ドメインの企業に投資をしてまいります。

あくまで、CVCファンドとして、フィナンシャルなリターンではなく、トーヨーカネツ・グループの新規事業につながるかどうかがポイントとなります。
2号ファンドのパンフレット(日本語版)は、こちら!
2号ファンドのパンフレット(英語)は、こちら!

2019年7月に、2号ファンド(当初5億円)に、3億円が、トーヨーカネツ株式会社から追加出資され、総額8億円になっています。これにより、1号ファンド、2号ファンドを合わせて、13億円となっています。

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