CVCファンド2号
CVC The Second Fund
【 受託運用中のCVCファンド② 】
トーヨーカネツ・
コーポレートベンチャー2号
投資事業組合(TKCVⅡ)
CVC JAPANは、東証1部上場企業のトーヨーカネツ株式会社(物流システムや石油等の大型タンクのメーカー)から、2017年からCVCファンドを受託しており、投資運用が順調であるため、さらに、2018年に、2号ファンドを設立いたしました。今後、さらに活発に、新規事業立ち上げのためのCVC投資を行ってまいります。
2号ファンド(8億円)2018年10月〜
期間:7年(最長2年延長可)
ファンドの投資委員会の委員長及び主要投資担当者(キーマン)は、CVC JAPAN社長の冨田賢が担当。
当CVCファンドは、東証1部上場企業のトーヨーカネツ株式会社の第3の事業となる新規事業を立ち上げるための、革新的な先端技術や収益モデルとして魅力ある事業アイディアを持つ、国内外の有望なベンチャー企業等に投資を行い、投資先ベンチャー企業等と協業することで事業構築を実現するためのコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンドです。トーヨーカネツとCVC JAPANとの2社で設立されています。
投資方針(投資対象)
TKCVⅡは、コーポレート・ベンチャー・ファンドとして、基本的に、次のような3つのタイプの企業に投資します。
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TYPE
01
TKKグループの新規事業立ち上げの技術シーズや
事業シーズが獲得できるスタートアップ企業- 既存の2事業(物流・タンク)ではない事業領域でも可。
むしろ、既存の2事業とは異なる事業領域が好ましい。 - 海外企業で、日本での独占事業展開権を提供してくれる企業
(投資後は、JVの設立も検討) - ハイテクノロジー企業でなくとも、面白くて、ユニークな
“ビジネスモデル”を発明し運営している企業
- 既存の2事業(物流・タンク)ではない事業領域でも可。
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TYPE
02
TKKグループの既存の事業(物流・タンク・建設)と
事業シナジーのあるスタートアップ企業- 事業提携して、既存事業の事業拡大に寄与する企業
- 既存事業を補完し、進化させることに寄与する企業
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TYPE
03
純粋にフィナンシャル・リターンが得られる
スタートアップ企業
(全体のポートフォリオの一部分のみ)
当ファンドは、2018年10月に5億で設立され、その後2019年7月に、トーヨーカネツ株式会社から、
3億円の追加出資が行われ、ファンド総額が8億円となりました。
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投資ステージ・投資手法
アーリー・ステージ(シード・ラウンドやプレ・シリーズAラウンド、シリーズAラウンド)及びエクスパンション・ステージにおける株式(Preferred StockかCommon Stock)、または、Convertible Note
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投資エリア
日本(東京を中心とした日本全域)、東南アジア(シンガポールがメイン)、米国(サンディエゴを中心としたカリフォルニアがメイン)、オーストラリア(ブリスベンがメイン)
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投資金額
1件あたり、2500万円~1億円で、平均5000万円
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当ファンドは、基本方針として、下記のような企業・事業領域には投資しません。
・ライフサイエンス/バイオテック/メディカルなど、人の生命にかかわる事業内容のスタートアップ企業
・社会への貢献のない企業
トーヨーカネツ株式会社:
IR情報 2018年9月25日
キャピタル2号ファンド設立のお知らせ
2号ファンドの投資先スタートアップ企業一覧
※投資組入れ完了済みです。1社あたり平均50百万円を投資。
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01
ビジョン・コンピューティングによる無人店舗システムの企業(米国サンディエゴ)
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02
強化学習やデジタルツインの人工知能の企業(日本。親会社は米国)
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03
人工知能による音の分析の企業(シンガポール)
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04
自動車ルートの最適化の企業(シンガポール)
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05
画像認識によるピッキング・システムの企業(豪州・ブリスベン)
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06
クラウド・コンピューティングのIoTの企業(日本)
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07
建設DXの企業(日本)
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