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M&Aや投資(CVC)の活用
M&Aや投資(CVC)の有効活用で、事業拡大や新事業立ち上げをする!
既存事業を拡大したり、会社を多角化したりする際に、有効な手法は、M&A(買収)となります。自社に足りないものを獲得するには、会社や事業を買収して、アライアンスよりも、さらに深いコミットをして内部化してしまいます。また、新規事業の事業シーズがない場合には、アイディアが豊富で、例えば、最先端技術を有しているようなスタートアップ企業に投資してアライアンスをしていくということになります。アライアンスの中でも、資本も伴う資本業務提携の形とするのです。これを、コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)投資と言います。このように、経営戦略の実行ツールとして、M&Aや投資(CVC)を有益な手法として活用していきましょう。
M&Aや投資(CVC)は、
意外と簡単にできる!
皆さん、M&Aや投資(CVC)は、大手企業だけが行うものと思っていませんか?
CVC JAPANの実績では、売上3億円の会社が、売上50百万円程度の事業を買収するというM&Aのアレンジメントをさせていただいて成約させ、買収元の新規事業にした実績を有しています。そのような小型のM&Aによって、新規事業立上げにつなげることもできます。
また、事業承継において後継者がいない業歴の長い中小企業を東証一部上場企業に譲渡するM&Aのアレンジメントを行った経験もあります。後継者のいない中小企業は、コンサルティングによって、売上や利益率を改善して、企業価値を高めた上で、M&Aで売却することで、キャピタル・ゲインの獲得とともに、事業承継ができます。
CVC JAPANのコンサルティング先の中小企業同士のアライアンスにおいて、双方が出資し合って、関係構築を行ったケースがあります。アライアンスでは、マイナー出資を行うことにより、資本業務提携の形とし、より強固な関係で、アライアンスによる事業展開ができるようになります。
失敗しやすいパターンとは?
失敗1
事業面や相性の面でマッチングしていないのに、無理にM&Aの案件実績を作ろうとして、M&Aをしてしまい、PMI(Post Merger Integration。M&A後の経営統合のこと)が進まず、失敗してしまう。
適切なアドバイスをしてくれるM&Aアドバイザーが必要です。
失敗2
人気のある業種で、相場が高い企業に、DCF法(ディスカウンティッド・キャッシュ・フロー。将来生み出すキャッシュ・フローを現在価値に割り引いて株価を算定する方法)で割高の株価で買収してしまう。それにより、「のれん代」(買収価格-純資産額)の償却で苦労する。
買収にあたって、適切なM&Aアドバイザーが必要です。
失敗3
あまりに大手のM&Aアドバイザリー会社に依頼したがゆえに、リテーナー・フィーや成功報酬のミニマム・フィーが高額になってしまった。
大手でないものの、信頼できるM&Aアドバイザーに依頼することが大切。
失敗4
アライアンスをしようとしても、関係性が深まっていかず、一体感を持った共同事業運営ができていない。
単なる提携だけにとどめず、アドバイスを受けながら、出資も伴う資本業務提携の形にしていくことが必要です。
失敗5
自前主義にこだわってしまい、一から作り上げたり、既存のリソースだけで、事業展開してしまったりしている。
M&Aで何かを買収したり、アライアンスを促進するためのマイナー・シェアでの投資したりすることを、アドバイスを受けながら、推進することが必要です。
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CVC JAPANが選ばれる3つの理由
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01豊富な立ち上げ実績
約15年で、200社以上の豊富なコンサルティング実績があります。また、冨田賢は、大学院で、ベンチャーファイナンス論やベンチャーキャピタル論等を教えた経験を有しています。それらに基づき、的確にアドバイスができます。
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02VC視点での分析
冨田賢は、独立系ベンチャーキャピタルでの経験やCVCファンド運用の経験を有しています。また、銀行での勤務経験も有しています。そういった経験に基づいて、有益なアドバイスができます。
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03アカデミックな知見
冨田賢は、慶應大・博士で、元・立教MBA教授(特任)です。国際学会での発表や海外ジャーナルへの投稿経験も有しています。確かなアカデミック・バックグラウンドに基づき、アドバイスできます。
お問い合わせからコンサルティング
・スタートまでの流れ
- STEP1申し込み
- 当サイトのお問い合わせフォームから、お問い合わせいただきます。その上で、メールにて、CVC JAPANのオフィス(南青山)での打ち合わせの日時を調整いたします。
- STEP2お打ち合わせ
- 当社オフィスでの打ち合わせにより、抱えておられる課題や目指しておられることなどをお聞きして、どのようにCVC JAPANで対応できるか検討します。
- STEP3契 約
- 料金体系に沿って、毎月の定例ミーティングの回数や月額のコンサルティング料について、取り決めます。A4・表裏1枚のコンサルティング契約を締結します。
- STEP4コンサル開始
- コンサルティング契約に基づいて、サービス提供を開始します。
メッセージ
既存事業の拡大や会社の多角化のために、M&Aや投資(CVC)といったファイナンス手法をなんらか活用していくことは、事業展開のスピードアップにつながります。大きな金額からでなくともよく、スモール・スタートで、少しM&Aや投資(CVC)の利用を考えてみませんか。ご興味のある方は、是非、お問い合わせください。
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冨田賢の著書のご紹介
【単著】
『新規事業のためのCVC活用の教科書
~オープン・イノベーションの実践ツール』
(総合法令出版、2020年2月)
●本書にて、ファンド設立について、網羅的に解説しております。