VCに関する活動実績
VC ACTIVITY RESULTS
冨田賢の
ベンチャーキャピタルに
関する活動実績
冨田賢は、約20年間にわたって、ベンチャーキャピタルの実務、講義・研究を行ってきています。とりわけ、20代には、独立系VCの黎明期に、その立ち上げに参画し、日本初となる取り組みをいくつも行ってきています。VC自体及び投資先企業の株式上場も達成しています。また、VCに関する大学院の講義を、立教MBAの教授(特任)として行ったり、VCに関する書籍も出版したりしています。さらには、東証1部上場企業から2本のCVCファンドを受託運用し、日本のみならず、海外も含め、活発に投資活動を行っています。ここで、冨田賢のこれまでのVCに関する活動実績を時系列で、ご紹介させていただきます。
- ● 1998年
- 投資事業有限責任組合の運用ガイドライン作成(ファンドの時価評価システムの検討など)の経済産業省(中小企業庁)の委員会に参加。
- 日本の年金資金をベンチャーファンドに投資するために必要となるベンチャーファンドのベンチマーク・レポートの作成を、中小企業庁に提案し予算措置、実現。(現在も、VECが毎年、レポートを公表)
- ● 1999年
- 独立系VCであるフューチャーベンチャーキャピタル株式会社の立ち上げに参画。
- 日本で最初の投資事業有限責任組合を設立・運用。
- ● 1999〜2001年
- ベンチャーキャピタリストとして、約20社のベンチャーに投資し、うち数社が株式上場を達成。
FVC自体も創業2年半で上場達成(現在も東証ジャスダックに上場)。
- ● 2000年
- 民間ベンチャーキャピタルとして最初に中小企業基盤整備機構から出資を受け、国の資金を運用。
- 日本初の自治体版ベンチャーファンドとして石川県ファンドを設立し運用。(初代・FVC金沢・代表)
- ● 2001年
- 金融システム改革法案で解禁となった会社型投資信託のスキームを用いた日本初のベンチャー投資証券法人の設立・運用。大阪証券取引所に、ベンチャーファンドの上場市場の設立を提案・実現。
- 京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)起業相談室を運営。
- ● 2002年
- ハーバード・ビジネス・スクールのPaul Gompers & Josh Lernerの二人の教授の書籍『ベンチャーキャピタル・サイクル』を翻訳出版。
- ● 2003〜2005年
- 大阪市立大学大学院創造都市研究科(アントレプレナーシップ研究分野)・専任講師として、「ベンチャーキャピタル論」(日本初)を担当。この間、ペンシルベニア大学及び上海交通大学にて、ベンチャー投資やベンチャー・インキュベーションの調査のため、在外研究。
- ● 2005〜2006年
- 住友信託銀行の受託運用部門にて、オルタナティブ投資の専門職として、年金資金(企業年金基金や厚生年金基金)等によるベンチャーファンドへの投資を担当
- ● 2016年
- 慶應義塾大学から、アライアンス研究(ベンチャー企業を含む)にて、博士号(Ph.D.)を取得。
- ● 2017年〜
- 東証1部上場企業であるトーヨーカネツ株式会社のコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)を受託運用スタート。2017年10月に1号ファンド(5億円)を設立。ベンチャーキャピタリストとして投資活動を担い、投資委員会委員長を務める。
- ● 2018年〜
- 2017年10月設立の1号ファンドは、10ヵ月間で投資実行済み。
2018年10月に同じく、5億円で、2号ファンドを設立。2019年7月に3億円を追加し、8億円に。
- ● 2017〜2020年
- 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA)にて、教授(特任)として、「ベンチャー金融論」、「ベンチャー企業論」等を担当。
- ● 2018~2019年
- 米国サンディエゴのエンジェル投資家の団体であるTech Coast Angels(TCA)及びサンディエゴ・ベンチャー・グループ(SVG)のメンバーとなる。
- ● 2018年
- 世界最高峰の経営学会であるAcademy of Management(シカゴにて開催)にて、日本の準大手企業のコーポレート・ベンチャーキャピタルについて、学会発表。
- ● 2018年〜
- 投資対象エリアをシンガポールに拡大。
- ● 2019年〜
- 投資対象エリアをオーストラリア(ブリスベン)に拡大。
- ● 2020年
- 単著『新規事業のためのCVC活用の教科書』を出版。
- ● 現在
- 日本、シンガポール、カリフォルニア、オーストラリアでの投資活動を行っている。