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開催日時:2017/02/08(水) 14:00〜17:00

【開催報告】『世界の最先端経営学で読み解く これからの新規事業立ち上げ戦略 〜5年後を見据え、“知の探索”で新規事業を編み出す〜』(日経BP社・「日経ビジネス」主催)

社長の冨田賢が、日経BP社「日経ビジネス」主催のセミナーにて、

『世界の最先端経営学で読み解く これからの新規事業立ち上げ戦略

 〜5年後を見据え、“知の探索”で新規事業を編み出す〜』

と題して、3時間、講演させていただきました!

 

★当セミナーのご案内及びお申し込みのWebページは、こちら

 

『日経ビジネス』(2017年1月30日配本。20万部)の紙面に

掲載されたご案内は、下記です。

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このたびは、  早稲田MBA准教授の入山章栄先生の

『ビジネススクールでは学べない  世界最先端の経営学』日経BP社(2015年)

の大ヒットを踏まえて、”世界最先端の経営学”をテーマとして、

世界の経営学界の動向の解説、新規事業立ち上げに役立ちそうな経営理論の解説、

冨田賢のアライアンスの数理モデル研究の紹介、英語文献の検索の仕方、

MBA流の問題解決の手法などについて、お話をさせていただきました!

 

 

 

大企業の新規事業部門の方や経営戦略部門、研究開発部門の方々や経営層の方々、

約40名に、御参加いただきました。

 

国際標準化する経営学界については、冨田が毎年参加している

世界最高峰の経営学会AoM(Academy of Management)

http://aom.org/

の実情を交えながら、解説させていただきました。

 

AoMについては、

•ティーシーコンサルティング2016年9月号のニューズレター
巻頭特集:『経営学は、実際の経営・ビジネスに役立つか?
      ~米国での経営学会 AoM2016 の参加報告~』
https://test2021.cvcjapan.com/wp/wp-content
/uploads/TC_NewsLetter_201609.pdf

https://test2021.cvcjapan.com/wp/archives/7951

にも、参考情報を載せています!

 

 

 

<当セミナー講演の要旨>

•世界の経営学界は、国際標準化しつつある。
• 資源ベース理論(RBV、企業は経営資源の集合体)は、
今日、メジャーな理論は、アライアンス研究にも
応用されている。
•Harvard Business Reviewは、日本語でDHBRでも
読めるため、最先端経営学の情報収集で有効。
• 英語論文検索は、GoogleでOK!
•Innovationが大きな経営学のテーマ!
•「知の探索」(exploration)と「知の深化」(exploitation) 
è Ambidexterity(両利き)、コンピテンシー・トラップ
•経営学は、思考の軸として利用する!

カタカナ用語を振りかざすことなく、自分の問題にフィットする経営理論を選定して、それを応用していく!

 

冨田賢のアライアンスの数理モデルを、Python言語で操作しなくとも、係数が算出できるWebシステムを追加開発しております。https://test2021.cvcjapan.com/wp/calculation

詳細な操作方法については、冨田賢の新刊『IoT時代のアライアンス戦略 〜人工知能の進化とマッチング数理モデルの提案』(白桃書房、2017年3月)に掲載します!

 

 

 

参加者アンケートにも、多数、コメントをいただきました!

おおむね、「たいへん良かった」「良かった」のご評価を

いただきました。

<参加者アンケートの結果>
ーーーーーー

・新規事業に実際に取り組んでいるので、大変勉強になりました。

・改めて新規事業開発の必要性と具体的な考え方が分かりました。

・経営学のトピックを学ぶことができた。興味深いフレーズがあったため、それらを深めていきたい。

・エネルギッシュなセミナーをありがとうございました。

・様々な切り口があり、ためになった。新規事業を進めるプロセスの参考になった。

・理論の活用について、学ばせていただきました。ありがとうございました。

・自社の強み、市場の有無、事業目的の重要性が再確認できて良かったです。

・事例が多く分かりやすかった。

・ボリュームが多いものの、メリハリある内容だった。

・改めて新規事業を考える上で、ドラッカーの事業定義は非常に納得(腹に落ちる)いくものであり、見失ってはいけないと気づいた。

・会社に帰って、今日学んだことをチームで共有したいと思います。

・ノウハウというよりは、考え方を学びたかったので大変勉強になった。知の探索が当社にとっても重要なテーマである。

・面白かったです。アカデミック+事業を詳しく教えていただきました。

・いろいろな刺激があって面白かった。

・専門外の領域なので、興味深い話が多かった。

・冨田さんのプレゼンは真ん中に立って、左右上下をバランス良く説明していただけるのでとても分かり易かったと思います。

・経営学では過去を定性研究、定量研究した結果、検証された理論ということが理解できました。なので、冨田さんが言われていた“思考の軸”という位置づけがすごく適切な表現だと思いました。ただ、経営者としては明確な理論ではなくても、わかっている内容だとも思いました。私が働いているような小さな会社では、経営学よりもドラッカーのような格言的なものの方が近いのかな?と感じました。

・大変参考になりました。本を読んでみたいと思います。

・アカデミックな理論に、やはりダイレクトな回答が無いことが確認できてしまったが、社内で検討している内容がある程度裏付けされていることもわかった。

・経営学の基本的な考え方がよく理解できました。新規事業の目的の重要性を認識しました。

・面白かった。楽しめた。参考になる話が多かった。

・ポイントを絞った内容で良かったです。

・今までイメージしていたことが、はっきりして良かったと思います。

・新規事業に関する考え方の方向性のアイデアとして、貴重なセミナーであったと思いました。

・貴重なご公演をありがとうございました。経営学からの観点として考え方の例が多く、非常に参考になりました。

・幅広いお話を聞くことができました。その中で更に深掘りしたい点の気づきを得られました。

・アライアンスの基礎理論は参考になりました。

・大枠の話を聞くことが出来たので、深堀した話を聞きたくなりました。

・現在の事業についても、この考え方を応用してみたいと思っています。

・勉強不足のため少し難しかったが、まずは実行してみたいと思います。

・アライアンスにおいて、資源ベース理論、取引コスト理論を使用してみたいと思った。

・アカデミックと実務のつなぎ(特に実務家に理解してもらう点で)で、ヒントとなるお話が聞け、大変参考になりました。

・3時間が長く感じた。短時間で内容のあるセミナー、ありがとうございました。

・てんこ盛りで良かった。アライアンスの数理モデルが興味深かった。

・重要な第一歩のための考え方のきっかけとなる可能性あり。

・ドラッカーの部分、ビジネスの本質的な部分について、自分の中への落とし込みが出来た。

・当初想定していたものより学術的であったが、これはこれで大変参考になった。

・時間的制約の中で、幅広にご案内いただいたと思います。感謝します。絶対解の無い中、思考の拠り所に何を置くかの大切さを再認識しました。

・全体像を理解するにはとても良かった。

ーーーーーー

御参加いただきました皆様、たいへんありがとうございました!

 

世界の最先端経営学について、新規事業に役立つ内容を中心に、

3時間にまとめて話すというのは、とても難しいことではありましたが、

少しでも、役立つことがあれば、幸いです。

 

次回の日経BP社さん主催セミナーでの冨田賢の講演は、

7月上旬となる見込みです。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 

 

追伸:このたびも、主催してくださった日経BP社『日経ビジネス』様には、

心より、感謝しております。御礼申し上げます。

冨田 賢

Satoshi Tomita, Ph.D.

CVC JAPAN株式会社 
代表取締役社長

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